沿革と基本方針・理念
沿革
昭和61年7月に設立者永田眞人により福岡県北九州市八幡西区本城1丁目20-20に外科・内科・心臓血管外科・呼吸器科・胃腸科・循環器科・整形外科を標榜する永田病院を開院。平成7年7月に医療法人永眞会永田病院となった。
平成10年7月に同地に有床診療所永田外科内科医院、福岡県北九州市若松区青葉台東1丁目1-1に医療法人永眞会青葉台病院として開設された。
青葉台病院は、内科・循環器内科・呼吸器内科・消化器内科・放射線科・リハビリテーション科を標榜している。一般病床は48床(急性期病床)で、施設基準は一般入院基本料・看護補助加算・療養環境加算・重傷者等療養環境特別加算・救急搬送患者地域連携受入加算・特殊疾患入院医療管理料・入院時食事療養(I)入院時生活療養(I)がん性疼痛緩和指導管理料・ニコチン依存症管理料・がん治療連携指導料・CT撮影、脳血管疾患等リハビリテーション料(III)・運動器リハビリテーション料(II)・ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術・大動脈バルーンパンピング法・医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6に掲げる手術・酸素単価となっている。
青葉台病院の初代病院長は永田眞人(平成10年7月~平成20年3月)、平成20年4月から永田貴久が病院長となった。
医療法人 永眞会 綱領
医療人としての本分に徹し医療技術の向上と適正な医療によって、地域社会と共に健康で明るい街作りに務める。
永眞会の遵法すべき精神
- 一.医療報域の精神
医療報域は当院綱領に示すとおり、私たち医療人はこの精神を第一とします。 - 二.忠恕の精神
忠恕の精神は永眞会の基本の理念であり常に思いやりとやさしさをもって医療業務に努めるものとします。 - 三.感謝の精神
感謝報恩の念は誰にでも無限の悦びと活力を与えるものであり、この念深きところどのような困難も克服することができ真の幸福を生み出す源となるものです。 - 四.和親一致の精神
基本方針・理念
- ヒトに優しい医療を展開いたします。
- 最先端の医療技術と看護の習得に努めます。
- 患者様の人権とプライバシーを最大限尊重した医療を提供します。
- 地域や社会に健康増進・予防の活動を拡げてゆきます。
- 患者様自身の治癒力を最大限に引き出し、人間愛の心で命を輝かせます。
現況と方向性
設立時より産業医科大学病院や九州病院などとの繋がりが密で、いわゆる基幹病院の後方支援病院の性格と、近隣の開業の先生方との繋がりによる地域密着型の医療提供病院の二つの性格側面を持っている。これらの背景から循環器疾患・呼吸器疾患・消化器疾患・脳血管障害・悪性腫瘍(末期がんを含む)・代謝性疾患・内分泌疾患など多岐にわたる疾病患者の入院治療・外来フォローを行っている。
また常勤・非常勤医師は外科系医師を配していることから対応可能な外傷への小外科処置なども行う事も多い。これらの一次処置診断を行えるように設備を整えている。羅列してみると、ヘリカルCT、超音波診断装置(心臓・体表・腹部)・透視X線診断装置・スパイロメーター・心電図・ホルター心電図・人工呼吸器4台・内視鏡(経鼻・経口・気管支・大腸)・高気圧酸素療法装置:米国セクリスト社製装置(Model 2500B)・リハビリテーション室装置:スーパーライザー・温熱・渦流浴装置等々となる。
本院の一般病床が地域に対する安心を提供し、さらには近隣の医療機関などとの緊密な連携を促進することで地域医療に貢献したいと考えている。
設立者永田眞人の医療哲学「人に優しい医療」「治癒力を最大限に引き出し人間愛の心で命の輝きを支える医療」「地域社会に健康増進の発信を行う医療」等々を継承発展させ「人間が人間らしく生きることを支持する病院」でありたいと考えている。医師・看護師・薬剤師・放射線技師・臨床検査技師・理学療法士・栄養士・調理スタッフ・事務系スタッフ全員で快適で適切な医療を提供できるように努力邁進中である。