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高気圧酸素治療のご案内


高気圧酸素治療写真

高気圧酸素治療とは、大気圧よりも高い気圧環境の中で高濃度の酸素を投与することにより、血液中の酸素量を増加させ各種病態の改善をはかります。血管障害を伴う疾患・自己免疫疾患・救急疾患・難病等の治療に極めて有効です。当院では、米国セクリスト社製装置(Model2500B)を導入し治療をしています。本装置は透明ドームの為、患者さんに安心感を与えると共に従来の一人用装置では成し得なかった高度の治療を行う事ができます。適応治療の詳しいことについては、当院医師にご相談下さい。

高気圧酸素治療は、多くの虚血性疾患に対し有効であることが立証されています。(米国セクリスト社)


適応疾患

救急的適応疾患(7日間)

  1. 急性一酸化炭素中毒・その他ガス中毒
  2. ガス壊疸
  3. 空気塞栓症・減圧症
  4. 急性末梢血管障害(熱傷/凍傷/広範囲挫傷等)
  5. ショック
  6. 急性心筋梗塞・急性冠不全
  7. 脳塞栓・頭部外傷・脳浮腫など
  8. 重傷低酸素性脳機能障害
  9. 腸閉塞
  10. 網膜動脈閉塞症
  11. 重傷急性脊髄障害
  12. 突発性難聴

非救急的適応疾患(慢性疾患)

  1. 悪性腫瘍(放射線抗ガン剤と併用)
  2. 難治性潰瘍を伴う末梢循環障害
  3. 皮膚移植
  4. スモン
  5. 脳血管障害外傷開頭術後運動麻痺
  6. 一酸化炭素中毒後遺症
  7. 脊髄神経疾患
  8. 骨髄炎/放射線壊死